「歯科的な知識豊富な方」をデンタルIQが高いという言い方を医療者の方でさえも言いますが、日本には誤解されて解釈されております。
本来の意味は「歯科医療に対する価値観・優先順位」を意味します。
患者さんが歯科医院でのスタッフによる働きかけにより
階段を一歩一歩上がるように歯に対する価値観が変わり
かけがえのない歯を大事にしていくステップなのです!
それをアメリカで大学卒業後の教育財団を設立した歯科医師であるLD Pankyが1970年代に「デンタルIQエレベーション」と提唱したのです。
歯科スタッフの献身的な働きかけでデンタルIQエレベーションが上がる事で患者さんの歯に対する価値観を変え、歯が残り結果的にその方の人生も代わっていくのです。
これこそが我々の歯科の仕事なのです!
一方で
①夜遅くまでやっている
②日曜日も歯科医院がやっている
③すぐに診てくれる
・・・というようなことで歯科医院が選ばれる時代になってしまうのは悲しい限りです。