歯周病のメインテナンスとは
歯周病を再発させず、健康な状況を維持するために定期的な治療のことです。
最初歯周病の症状が出た時は治そうと思って、一生懸命に通院して一段落したらもういいかな？っと思っても、症状によって3～６ヶ月ごとの通院を勧められると思います。
それは歯周病が油断すると再発しやすい病気だからです。
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メインテナンス時に診る項目として ①再発の早期発見 ②プラークコントロール状況の確認（歯ブラシやフロス） ③リスク因子の確認 １）口の中の因子としてかみ合わせの問題、歯ぎしり ２）全身の病気・糖尿病の方、喫煙者などの生活習慣の変化 ④患者さんでは管理出来ない所の定期的なクリーニング |
歯周病の完治とは
100％元に戻ることはなく悪くならない現状維持をキープすることです。
これが他の病気とは根本的に違うことを理解してください。
そのためにメインテナンスが必要なのです。
１）メインテナンスの間隔を伸ばしていい状態とは？（3か月間隔のペース）
２）将来がとても不安な状態（１ヶ月間隔のペース）
参考文献
多様化するリスクから考える歯周治療のリテラシー
佐藤 秀一
日本大学歯学部保存学教室歯周病学講座
日本大学歯学部総合歯学研究所高度先端医療研究部門
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikahozon/62/5/62_223/_pdf/-char/ja