歯周病とは?

歯を失う原因の第一位は虫歯ではなく、歯周病なのです。誰でも絶対にかかりたくない病気ですが、日本人の約7割が歯周病という驚愕の実態があります。

厚生労働省は実施している歯科疾患実態調査(2011年)において歯周病のある人がなんと20代後半で約70%、65才以上の高齢者ではほぼ全員100%という結果が発表されました!

これを打開すべく以下の長島歯科クリニックにおいてはこの治療方針でいい結果を残しております。

かつて歯周病は「歯槽膿漏」とよばれていたように、歯ぐきから膿が出て最後には歯を失ってしまう病気をとして、つまり口の中に限られた病気として扱われてきました。

しかし、1980年代に入って、歯周病の直接因子は口の中の歯垢(微生物)であるが、それに全身的疾患や環境因子が大きく関与していることが解明されました。

歯周病細菌は血液中に侵入して増殖できるため、血流に乗って全身に病気を引き起こす危険性をもってます。

あなたは大丈夫?歯周病にかかっている人の割合

歯周病は歯と歯ぐきの間の溝に細菌のかたまりである歯垢(プラーク)がたまり、歯ぐきに歯周病菌が繁殖して炎症が起きることから始まります。
歯周病は歯肉炎と歯周炎に分けられます。

歯肉炎:表層の歯ぐきに限局した炎症の存在する場合で比較的早期に改善可能20代までが多い。
歯周炎:歯肉(歯ぐき)のみならず深部の歯槽骨の破壊・吸収をきたしてもので治療期間も長くかかります。30代以降の方が多い。

H17年度の歯科疾患実態調査によれば歯周病の進行した症状である歯周炎は、すでに15~24歳で20パーセントの人がかかっています。

歯周炎はその後増え続け、55~64歳で50パーセント近くになります。65歳以降になると歯周炎にかかっている人は減りますが、それは歯周炎によりすでに歯が抜け落ちてしまった人が増えるからです。

POINT  デンタルプラークは細菌のかたまり

デンタルプラークは歯の垢と書いて歯垢といいますが、じつは細菌の固まりです。顕微鏡でみるとウヨウヨ動いています。デンタルプラークをバイオフィルムという言葉でいうこともあります。排水口などいつも湿ったところにつくヌルヌルは、下水などにいる細菌が付着して一面に増殖したものです。
デンタルプラークの細菌は抗生物質が効きにくく、物理的にこそげ落とさなくてはなりません。うがいなどで洗い流されるものは食べかすであって、バイオフィルムとしてへばりつくデンタルは、うがいでは取れません。歯周病のある人の口には、デンタルプラーク0.1mgのなかに1000億以上もの細菌が住み着いているのです。

早いと20代から歯周病になります、なめちゃいけない!!

30年近く前のこと、「りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」というテレビCMが話題になりました。
「歯槽膿漏にならないように、きちんと歯を磨きましょう!」といった内容でした。

「歯槽膿漏」は歯ぐきから膿の出る病気という意味ですが、他にもいろいろな症状が出ることから、今では「歯周病」と呼ぶようになっています。歯周病はかかっていることに気ずきことが災いして放置されますと、歯を支えている周りの組織が長期間にわたって破壊されて失われていき、歯ぐきが変形し、歯の位置が動き、歯ぐきが痛んだり歯がグラグラするようになって初めて「歯周病」と診断されてびっくりします。

大勢の方はこのような状態になってから慌てて治療を受けるのですが、家に例えて言いますと、家の土台が長年のうちに次第に崩れていき、近くを車が通るだけでもグラグラしてしまい、さらには家そのものが傾き始めた状態です。そうなるまえに、「歯周病の検査」を受けましょう!

歯周病の症状と進み方・治療方針

歯肉炎~軽度の歯周炎

歯ぐきだけの細菌感染による炎症で歯ぐきが浅い歯周ポケット(3ミリ位)ができます。歯ぐきが腫れて、出血しやすい。歯ぐきを支えている骨には影響がありません。歯ブラシとデンタルフロスできちんと歯垢(プラーク)を管理すれば早期に治ります。

中等度歯周病

歯周ポケットが深くなり(3~6ミリ)、その中にまで歯石もたまり、歯を支えている骨を半分くらい失っています。患者さんが毎日行う歯ブラシとフロスで歯周ポケットの中の歯垢の管理をします。

当院の歯周病治療プログラムの実施数ヶ月後に再度歯周ポケットの深さを測り、歯周ポケットが4ミリ以上に残ってしまった所にはレーザー治療、歯ぐきの切開、歯周病のメンテナンスをします。

重度歯周病

歯周ポケットが6ミリ以上になり、歯を支える骨がほとんど無くなり、歯は咬めないほどグラグラして歯ぐきが下がる、膿がでるなどの症状もあります。このまま放置すると最後には歯が抜け落ちてしまいます。治療方法は中度歯周病治療+かみ合わせの調整をします。

横浜市南区の長島歯科クリニックでは歯周病治療に取り組んでいます。歯周病治療はは患者さんと歯科医院との二人三脚でおこないます。

歯周病を放置しておくと歯がなくなる

歯周病は歯を支えている土台である歯周組織(ししゅうそしき)を破壊してしまう病気です。歯ぐきから膿が出たり、痛んだり、歯がグラグラになったりして、そして最後には歯が自然に抜けて無くなってしまうのです。

歯を最も失う理由は歯周病です。歯周病は40歳くらいから加速的に増えていきます。それと並行して急速に歯がなくなっていきます。いかに歯周病対策ができるか、これが歯を守る大切な要素です。