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2020年1月4日
横浜市南区の長島歯科クリニックです。
本日は「歯磨きの普及率は95%以上なのですが、歯周病患者さんは増加傾向」についてお話します。
最近の調査である、厚生労働省から発表された平成28年度歯科疾患実態調査(以下参照)によると、歯磨きの普及率は95%以上になっています。
そのうち一日2回以上歯をみがく方は77%、なんと3回以上の方は27%になります。
では、どうして歯周病で困っている患者数が多いのかと言いますと、歯周ポケットの中の清掃がされていないのではないでしょうか?
歯周ポケットの中までの歯垢清掃を実践して行い続けることで、歯周病の管理は可能となっていきます。
定期検診等で歯科医院でのクリーニング(PMTC)も、主体は歯周ポケットの中の歯垢除去になるからです。
豆知識 |
歯垢(プラーク)は長島歯科クリニックに初めて通院患者さんに尋ねると、食べかすという方が大多数ですが、本当は歯周病菌や虫歯菌の塊です!
歯垢(プラーク)1mgには10の10乗(10億)以上の菌が生息しております。
この歯垢(プラーク)が歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットに付着すると歯ぐきが腫れ、出血し、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け、歯がグラグラしていくという歯周病への道が待ち受けております。
★参考文献
歯周ポケット形成の初発機序を考える
吉 永 泰 周,吉 永 美 穂,原 宜 興
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻展開医療科学講座歯周病学分野
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/55/3/55_256/_pdf/-char/ja
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横浜市の歯医者