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2018年10月16日

本当にプラークと歯周病の関連って知っている?

横浜南区長島歯科クリニックで22年間歯周病と日々戦っておりますが、

これだけ予防!予防!っと、叫ばれておりますが、プラークとは何ですか?

と患者さんに問いかけをしております。

次へ患者さんの答えは?

プラークは食べかす!ゴミ!です」と真顔で言う方は多く

私(長島)が本当にそう思うの?っと、再度聞くと

次へ

「えー食べかすではないのですか?」

私(長島)が細菌の集合体ですよ!っと言うとびっくりされます

まとめ(2種類)

プラークの量が多く患者さんの免疫、体力、抵抗力を上回ったときに歯ぐきや骨の組織が破壊される。

プラークの量が少ないと歯周病の発症や進行はしなく現状維持となる。

基本的な歯周病治療の概念

沢山のプラークや歯石がついているのに歯周炎が進行していない人もいる

進行した歯周病になっている人でも、部位によって進行していない部位もある

⇒限局型侵襲性歯周炎の原因菌の発見

プラークと歯周病の関連についてまだ解明されていない謎の部分が多くありますが横浜南区長島歯科クリニックでの歯周病治療として患者さんにはこの2つのタイプがあることを説明してあります。

しかし患者さんには自分の責任でプラークコントロールできる方法を嫌と言うほど指導しております。

長島歯科クリニックでの歯周病専用HPで詳しく説明しております

 

参考文献

ヒトの歯周ポケットにおけるプラーク細菌叢の実態

恵比須 繁之

大阪大学大学院歯学研究科 口腔分子感染制御学講座 (歯科保存学教室)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/42/Supplement2/42_Supplement2_51/_pdf/-char/ja

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