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2021年5月28日
そのキーワードはバイオフィルム感染症と炎症!
1990年度後半に、米国(アメリカ合衆国)のマスコミから『Floss or Die!』という、メッセージが発信されました。
デンタルフロスや歯ブラシでしっかり磨いて、口の中を綺麗にしますか? それとも歯周病になったら別の全身疾患にもかかり、早死にしますか? |
という意味です。
これと同時期にアメリカ合衆国ノースカロライナ州チャペルヒル、ノースカロライナ大学で『Peridontal Disease and Human Health(歯周病と人間の健康)』が開催されて、初めて歯周病と全身疾患(心疾患・脳梗塞・糖尿病・肥満・ガン・肺炎・低体重児出産・早産)の関連があるとの研究報告はとても衝撃的でした。
・歯周病と全身疾患との因果関係・関連性が解明される ・歯周病管理(予防、治療)の重要性が全身の健康のために認知されるようになった。 |
デンタルフロスの使用で差がつくのが「予防歯科」のなのですよ!
世界の予防歯科先進国アであるアメリカとスウェーデンと、日本でのデンタルフロスの普及率を以下にして比較データにしました。
(歯科医院でデンタルフロスの指導を受けたことがありますか?)
1:自己流で行う 2:クリニックで指導を受ける
ここにも日本人には歯周病患者が多いのが裏付けられますね。
実際に普段の歯口清掃でのデンタルフロス使用者の割合は?
日本 |
アメリカ |
スウェーデン |
19.4% |
60.2% |
51.3% |
私(長島)は長島歯科クリニックにおいて、この悲惨なデンタルフロスの普及率の悪さを憂いて、歯周治療予防プログラム(https://nagashima-dental.jp/treatment/perio_4/)において、デンタルフロスの普及に努めております。
沼部 幸博|日本歯周病学会歯科衛生士関連委員会 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/52/2/52_2_201/_pdf/-char/ja
ずっと元気な歯を一緒に!
横浜市の歯医者