こんにちは!横浜市南区弘明寺で歯周病とチーム一丸で戦っている長島歯科クリニックです。
歯周病を改善してから
虫歯治療の為のセラミックを入れて!
今回は虫歯治療のために入れたセラミックから出血がなかなか止まらない歯ぐきの事についてお伝えします。
これは非常に悩ましい問題です。
医療者とすれば歯ぐきが良くなってから詰め物や被せものの治療をしたい。
しかしながら患者サイドは早く虫歯治療をすすめてほしいのが本音です。
その狭間の中でやむを得ず治療を進めていく決断をしなくてはなりません。
患者さんに対するその想いをお知らせます。
SOS!ブラッシングで出血は危険!!

さらに
歯ぐきは出血する人は虫歯も多いと言われているのが良く分かります。

私(長島)は非常に危機感を覚えて、歯ぐきからの出血することに無頓着気味な患者さんに軌道修正をしてもらいたいと思っております。
結論から言うと、そのまま歯ぐきが改善されなければ予後はあまり良くない可能性が高いです。
歯ぐきからの出血は**歯肉炎または歯周炎(炎症がある状態)**を示しています。
このような状態で自費の歯を入れた場合、以下のような経過が予想されます。
想定される状況は
① 歯肉炎・歯周炎の持続・悪化する
ブラッシングで出血する=プラークコントロール不良のサインなので、
そのままだと炎症が残り、歯周ポケットの深化や骨吸収の進行が起こりやすいです。
② 補綴物周囲に問題が起きる
歯と詰め物の境目に歯垢(プラーク)が残ってしまう結果となり出血・腫脹が続く可能性がある。
→ せっかくフロスがスムースにできるように治療した歯の適合が良くてもよくない結果になる。
③ 再発う蝕・治療物の早期再治療につながる(😢)
炎症+清掃不良により
→ 辺縁からのカリエス発生リスク増大
→ 結果的に自費補綴の寿命が短くなる
④ 審美不良の進行(見栄えが悪くなる)
- 歯ぐきが下がる
- ブラックトライアングル出現


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このように歯と歯の間にすき間が出来てしまい見栄えが悪くなってしまうので女性に不満をあたえてしまう。
⑤ インプラントで例にとると
- インプラント周囲炎の高リスク
→ 最悪の場合、脱落してしまうのです!(怖い) 
上記のようにならないように長島歯科クリニックでただいま行っている治療内容は


- 患者のモチベーション向上(毎回治療時に啓蒙活動を行う)
- 正しいブラッシング習得(治療時にはいつも歯ブラシ持参してもらう)
- 定期的なメインテナンス(SPT)
- 術後のプラークコントロール徹底
理想的な治療を行う考え方は?
(理想的)
歯ブラシとデンタルフロスを用いた正しい歯垢管理(プラークコントロール)により歯ぐきの腫れが引いて
炎症コントロール(歯周基本治療)が患者さん自身で身についた時点で初めて治療がスタートするのです。
(現実的)
やむを得ず歯ぐきが腫れているのにも関わらず先に虫歯治療した場合は
術後に徹底した歯ぐきの管理が必須条件です。
まとめ
出血する状態のままで虫歯を行うと
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歯周病が治らず進行と悪化・治療した物の短命化・審美不良のリスクが高い可能性が出てくる
しかし自宅でのケアとクリニックでのメンテナンスで予後は大きく変わる(これに期待するしかないのが現状です)


