歯周病の原因を見つける精密検査

歯周病退治するために精密検査にこだわっている『4つの理由』

歯周病の治療で、患者さん自身が自分の状況を知ることが大切なのは、歯周病が「自覚症状が出にくい慢性の病気」だからです。
痛みが少ないまま進行し、気づいたときには歯を支える骨が大きく失われていることもあります。
そのため、自分の口の状態を理解しないと、治療や日常のケアの必要性を実感できず、改善が進みにくくなります。
以下に4つの理由をお伝えいたします。
その1:歯周病は生活習慣で大きく変わる
歯みがきの仕方、間食、お酒、喫煙、睡眠など、日々の習慣が病状に直結します。自分の状態を理解すると、「何を変えるべきか」が明確になります。
その2:歯科医院の治療だけでは治らない
歯周病の改善は、歯科医院での処置・自宅でのケアの両輪が重要です。自分で行うケアの質が治療結果に大きく影響します。
その3:再発しやすい病気である
一度治っても油断すると再び進行します。自分のリスクを知っていると再発予防がしやすくなります。
その4:「自分ごと」として取り組めるようになる
状態を理解すると、治療の意味が見え、ケアのモチベーションアップにつながります。
当院の精密検査について

お口全体を総合的に精密検査したうえで治療計画を立てることで、初めて快適な口腔環境を長く保つことができます。
この精密検査は、医療者が一方的に状態を確認するためのものではありません。患者さんご自身にも現在のお口の状況を一緒に確認していただき、これまで悪化してきた背景や原因を共に探っていく過程を大切にしています。
そのため、検査は3回(計3時間)にわけて丁寧に進めていきます。
歯周病治療は「歯科医院が治すもの」ではなく、「患者さんと歯科医院が一緒に取り組むもの」です。
だからこそ、精密検査を通じて患者さん自身が自分のお口の状態をきちんと理解することが、治療における最も重要な土台となります。
精密検査の流れ
STEP1

・お口の中及び顔写真撮影
・上下の歯型の作成
・お口全体のレントゲン撮影
・虫歯の検査(視診)
・歯周病の検査
・歯垢の付着状況の検査
STEP2

・歯型模型をご一緒に見る
・レントゲン写真をご一緒に見る
・アゴの関節・咬み合わせの検査(咬み合わせの影響で歯を支えている歯ぐきや骨に悪影響を起こしているかを診る)
・口腔粘膜・リンパ節の検査(口腔癌の簡単なチェック)
・口腔内小旅行(お口の中を一緒に観察します)
・治療についてご希望のお尋ね
STEP3

・検査結果を詳しく説明と原因の説明
・治療予防計画の提案
・治療にかかる時間、及び長期計画治療の説明
計3時間の精密検査を経た後、歯周病治療プログラムへと進みます。


