歯周病とは

歯周病になる人となりにくい人の違いを知ってる?
「歯周病になりやすい人」と「歯周病になりにくい人」は存在するのか?違いは?
歯科医師であれば患者さんに向き合っていれば薄々感じていることだと思いますが、歯周病になりたくないために一生懸命歯磨きしているのに
下矢印
パターンA:「歯周病になりやすい人」
パターンB:歯磨きは程々だけど「歯周病になりにく人」
そんな不公平に感じるかもしれませんが本当の話なのです!
歯周病になってどんなに磨いても歯周病が悪化してしまう要因として
下矢印
①口の中に存在する細菌の活発度合い
②生活習慣(喫煙、ストレス、食習慣、仕事の忙しさ
③患者因子(年齢、遺伝、糖尿病等の全身疾患、抵抗力の有無)



歯周病になるのは三大要素である「細菌」と「生活習慣」と「患者」が複雑に絡み合って起きます。そして慢性的に進行していきます。
言うまでもなくこの3つの要素がすべて重なった場合は歯周病になる確率が高くなります(赤信号)。
またどこか一つでも重なり合うと黄色信号ですよ!
この事が理解できますと以下の④~⑦のことが見えてきますね。
④皆さんの歯ぐきが歯周病にならないためにはどうしたらいいのか?普段の生活のあり方についての見直し
⑤定期的なメンテナンスでは歯周病予防には足りないこと
⑥ホームケアの重要性
⑦自分の歯や歯ぐきは自分で守るという意識改革
歯周病治療のスタートラインは精密検査による正しい認識が絶対必要です。
誤解を恐れずに言いますと、ただ単に歯磨き(ブラッシング)を頑張る、定期健診(メンテナンス)を受けるだけでは不十分な理由が存在するわけです!
歯周病について

歯周病とは歯と歯ぐきの境目に歯垢(プラーク)である細菌の毒素によって歯周ポケットの深さ(正常値1~2ミリ)が、歯ぐきの下にある歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされて破壊されることにより4ミリ以上になる疾患です。
そして歯を失う原因の第一位は虫歯ではなく、歯周病なのですよ!
コンビニの数より多い歯科医院にも関わらず、ましてや歯周病予防が叫ばれている今日において 年々増加傾向の歯周病になって困っている患者数は一体どういうことなのでしょうか?
私(長島)も見てビックリしました。以下のグラフを見て頂ければ一目瞭然です。

症状としては
① 歯ぐきの腫れ②出血③口臭④動揺(歯のぐらつき)➄咬めない等
があります。
以下の内容も歯周病の進行を促進する要因となります(知っておいてくださいネ)
- 歯ぎしり、くいしばり、かみしめ…骨の減少につながる
- 喫煙…治療が良好に進まない
- 不適合な冠(詰め物,銀歯)や入れ歯…歯垢管理の不完全になる
- ストレス(リストラ,転職等)
- 不規則な食習慣(単身赴任)
- 薬の長期服用による唾液量の減少
- 全身疾患(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常)
この憂いする現状を打開すべく長島歯科クリニックにおいては、スタッフ一丸となって当院の歯周病治療プログラムによって良い結果を残しております。
あなたは大丈夫?歯周病にかかっている人の割合
歯周病は歯と歯ぐきの間の溝に細菌のかたまりである歯垢(プラーク)がたまり、歯ぐきに歯周病菌が繁殖して炎症が起きることから始まります。
歯周病は歯肉炎と歯周炎に分けられます。
歯肉炎:表層の歯ぐきに限局した炎症の存在する場合で比較的早期に改善可能20代までが多い。
歯周炎:歯肉(歯ぐき)のみならず深部の歯槽骨の破壊・吸収をきたしてもので治療期間も長くかかります。30代以降の方が多い。
H17年度の歯科疾患実態調査によれば歯周病の進行した症状である歯周炎は、 すでに15~24歳で20パーセントの人がかかっています。
歯周炎はその後増え続け、55~64歳で50パーセント近くになります。65歳以降になると歯周炎にかかっている人は減りますが、それは歯周炎によりすでに歯が抜け落ちてしまった人が増えるからです。

POINT デンタルプラークは細菌のかたまり
デンタルプラークは歯の垢と書いて歯垢といいますが、 じつは細菌の固まりです。顕微鏡でみるとウヨウヨ動いています。デンタルプラークをバイオフィルムという言葉でいうこともあります。排水口などいつも湿ったところにつくヌルヌルは、下水などにいる細菌が付着して一面に増殖したものです。
デンタルプラークの細菌は抗生物質が効きにくく、物理的にこそげ落とさなくてはなりません。うがいなどで洗い流されるものは食べかすであって、バイオフィルムとしてへばりつくデンタルは、うがいでは取れません。 歯周病のある人の口には、デンタルプラーク0.1mgのなかに1000億以上もの細菌が住み着いているのです。
早いと20代から歯周病になります、なめちゃいけない!!
30年近く前のこと、「りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」というテレビCMが話題になりました。
「歯槽膿漏にならないように、きちんと歯を磨きましょう!」といった内容でした。
「歯槽膿漏」は歯ぐきから膿の出る病気という意味ですが、他にもいろいろな症状が出ることから、今では「歯周病」と呼ぶようになっています。歯周病はかかっていることに気ずきことが災いして放置されますと、歯を支えている周りの組織が長期間にわたって破壊されて失われていき、歯ぐきが変形し、歯の位置が動き、歯ぐきが痛んだり歯がグラグラするようになって初めて「歯周病」と診断されてびっくりします。
大勢の方はこのような状態になってから慌てて治療を受けるのですが、家に例えて言いますと、家の土台が長年のうちに次第に崩れていき、近くを車が通るだけでもグラグラしてしまい、さらには家そのものが傾き始めた状態です。そうなるまえに、「歯周病の検査」を受けましょう!
歯周病の症状と進み方・治療方針
歯肉炎~軽度の歯周炎

歯ぐきだけの細菌感染による炎症で歯ぐきが浅い歯周ポケット(3ミリ位)ができます。歯ぐきが腫れて、出血しやすい。歯ぐきを支えている骨には影響がありません。
歯ブラシとデンタルフロスできちんと歯垢(プラーク)を管理すれば早期に治ります。
中等度歯周病

歯周ポケットが深くなり(3~6ミリ)、その中にまで歯石もたまり、歯を支えている骨を半分くらい失っています。患者さんが毎日行う歯ブラシとフロスで歯周ポケットの中の歯垢の管理をします。
当院の歯周病治療プログラムの実施数ヶ月後に再度歯周ポケットの深さを測り、歯周ポケットが4ミリ以上に残ってしまった所にはレーザー治療、歯ぐきの切開、歯周病のメンテナンスをします。
重度歯周病

歯周ポケットが6ミリ以上になり、歯を支える骨がほとんど無くなり、歯は咬めないほどグラグラして歯ぐきが下がる、膿がでるなどの症状もあります。このまま放置すると最後には歯が抜け落ちてしまいます。治療方法は中度歯周病治療+かみ合わせの調整をします。
長島歯科クリニックでは歯周病治療に取り組んでいます。歯周病治療はは患者さんと歯科医院との二人三脚でおこないます。
歯周病を放置しておくと歯がなくなる
歯周病は歯を支えている土台である歯周組織(ししゅうそしき)を破壊してしまう病気です。歯ぐきから膿が出たり、痛んだり、歯がグラグラになったりして、そして最後には歯が自然に抜けて無くなってしまうのです。
歯を最も失う理由は歯周病です。歯周病は40歳くらいから加速的に増えていきます。それと並行して急速に歯がなくなっていきます。 いかに歯周病対策ができるか、これが歯を守る大切な要素です。


