定期メインテナンスが全身の健康を支える

先日、長年メインテナンスに通ってくださっている患者さんから、とても嬉しいお話を伺いました。
患者さんは2016年に「歯周病が気になる」と来院されました。当時は歯ぐきに炎症があり、歯周病の進行を心配されていました。歯周基本治療を行い、ご自宅でのセルフケアを見直しながら、定期的なメインテナンスを継続していただいています。
それから約10年。患者さんはご自身でも毎日の歯磨きや補助清掃用具を丁寧に使用され、お口の健康を大切に守ってこられました。
そんな患者さんが今回、乳がんの手術を受けるため約2か月間入院されました。

手術前の口腔ケアでいただいた嬉しい言葉
手術前には病院で周術期口腔ケアを受けられたそうです。
メインテナンスで来院された際、患者さんが笑顔でこんなお話をしてくださいました。
「担当してくださった3人の看護師さん全員から、『お口の中がとてもきれいですね』と褒められたんです。」
その言葉を聞いた瞬間、私たちスタッフも本当に嬉しい気持ちになりました。
歯科医院で日頃からお口の状態を診ている私たちだけではなく、病院という別の医療現場でも口腔内の状態が評価されたことは、患者さんにとっても大きな自信になったことと思います。

10年間積み重ねてきた成果
初診時と現在の口腔内写真を比較すると、その変化はよく分かります。
歯ぐきの炎症は落ち着き、健康的なピンク色を維持しています。プラークの付着も少なく、患者さんが毎日のセルフケアを丁寧に続けていることが伝わってきます。
歯周病によって一度下がってしまった歯ぐきや歯と歯の間の隙間(ブラックトライアングル)は元に戻ることはありません。しかし、歯周病は**「治す」だけでなく、「再発させないこと」**がとても重要な病気です。
定期的なメインテナンスと患者さんご自身のセルフケアによって、歯周組織を長期間安定した状態で維持できていることは、とても大きな成果です。

お口の健康は全身の健康につながる
近年では、周術期の口腔管理の重要性が広く知られるようになりました。
手術前後にお口の中を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎や術後感染などのリスクを減らし、安心して治療を受けるためにも大切だと考えられています。
今回の患者さんのお話は、「普段から定期的に歯科医院でメインテナンスを受けること」が、全身の健康を支えることにもつながっていることを改めて実感させてくれる出来事でした。
私たちが目指していること
長島歯科クリニックでは、歯が痛くなった時だけではなく、**「健康なお口を長く維持するための歯科医院」**でありたいと考えています。
歯周病は自覚症状が少ないまま進行しやすい病気ですが、適切な治療と定期的なメインテナンスによって、良い状態を長く維持することができます。
今回、「お口の中がとてもきれいですね」と病院の看護師さんから褒められたことは、患者さんの日々の努力の賜物です。そして、その健康づくりを少しでもお手伝いできたことを、私たちも大変嬉しく思っています。
これからも患者さん一人ひとりに寄り添い、お口の健康を通して全身の健康を支えられる歯科医療を提供してまいります。
お口の健康は毎日の積み重ねから
「歯周病が気になる」「最近歯科医院に行っていない」「今の状態を長く維持したい」
そのような方は、ぜひ一度ご相談ください。



