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2021年6月22日
これはもうご存知だと思います。
喫煙と歯周疾患との関連性についての研究は、1947年から研究され始めてその後の研究では非喫煙者と喫煙者では歯肉炎の差はないとの報告もあります。
現在ではこの論争においては
喫煙者では歯垢(プラーク)の蓄積に伴う ①歯ぐきの炎症が非喫煙者と比べて起こりにくく内部で進む ②歯ぐきからの出血も現れにくい、自覚しにくい。 |
と明確になっております。
https://nagashima-dental.jp/perio_2/
このデータは1988年から1994年にかけてのアメリカ合衆国で、1万人を超える規模で実施されたものです。
禁煙2年までは歯周病リスクは3,2倍と高いのですが、禁煙を続けているとリスクはだんだんと低下して、禁煙期間が11年を超えると歯周病リスクは1,1倍とほとんど消滅します! |
成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)より
このグラフをみますと、年々喫煙率は減少しておりますが、依然として先進国の中では高い喫煙率をなっているのが分かると思います。
①禁煙期間が10年ほどでタバコによる歯周病リスクはほどんどなくなります。
②家庭や職場での受動喫煙でも歯周病リスクが1.6倍にハネ上がります。
③喫煙者では非喫煙者に比べて3倍以上も歯周病リスクが高くなる事が分かっております
④1年以上禁煙期間が続く方はわずか7%しかいない。(禁煙外来のすすめ)
ずっと元気な歯を一緒に!
横浜市の歯医者