院長ブログ

           

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2018年10月4日

治療しても抜歯になる悲しい原因を知っている?

健康ブームによって、歯の寿命は段々と改善してきている傾向にあります。

マスメディアの影響や小学校教育により歯磨き週間は定着し、歯科治療を受けた痕跡が見られます。

やはり、歯を治療したのにもかかわらず虫歯歯周病での多くの歯を失っております。

過去の歯科経験で歯の神経を取った歯が折れる、割れるという破折が大部分を占めるのです。

先日歯の神経を取ったままで、痛みがなくなったので来院が途絶えた患者さんが痛くて来院しました。

案の定、歯が破折しておりました・・・。

患者さんも私(長島)もショックでした!

抜歯の主な原因

抜歯の主な原因

平成11年歯科疾患実態調査(厚生労働省より)

歯科医院の通院の仕方・かかり方にも問題がありかと思います。

風邪や腹痛や頭痛なら家でゆっくり静養すると、以前と同じ健康な体に戻ります。

しかし自然治癒力のない歯の治療では、「後回し」ではこのような結果になる場合が多いのです!! 

治療する箇所が小さければ小さいほど、完成度も高くて長持ちする歯になります。

皆さんは分かっていると思いますが、歯医者にはできるだけ行きたくないという気持ちが多くの人にあり、これが日常生活の忙しさに負けて歯の治療が遅れ、切羽詰まった状態で来院されますから

治療しても歯を失う悪循環になる方が多くの実情です。

参考文献

根管充塡歯の垂直歯根破折に関する臨床研究

(歯根破折の早期診断法と破折防止法の確立—)

76.過去一年間(昭和 41 年 9 月∿昭和 42 年 8 月)における抜歯の統計的観察

中学時代の友人の奥歯の抜歯のお話はこちら⇒

ずっと元気な歯を一緒に!
横浜市の歯医者