【歯石の真実】の姿を知ってますか?

こんにちは

横浜市南区弘明寺にあります長島歯科クリニックです。

今回は歯石について話して行きたいと思います。

歯周病治療で行われる処置で多いものとして

       

1)歯ブラシを使ったブラッシング指導

2)歯に固まった歯石を除去する

が多いと思われます。


A:どうして歯石が付いたら取らないいけないのか?

歯石自体は悪玉?っと思われますが

歯石自体には害ではありませんよ

 

歯石の表面は凸凹しており、そこに歯垢(プラーク)が付きやすくなり、足場になってしまうから取るのです!

歯垢が除去できませんと,以下のようになります。

         

歯ぐきが腫れる

4)歯ぐきから出血が起こる

5)口臭が発生してくる。

6)歯周病に悪さをする病原性をもった菌が増えてきます!

 

         

 


B;なぜ歯石はできるのか?その後はどうするか?

 

一般的な事を言いますと

歯垢(プラーク)同じ場所に長い間に(2週間~1か月位)が唾液に含まれているカルシウム(Ca)やリン(P)が歯垢に沈着して

石のように硬くなったものです!

歯科医で定期的に除去することが必要とよく言われたことがあるかと思いますが

本来ならば一度のみがベストです!

何回も取るものではありません!

 

          

 

正直言って、歯石を取ってもらっている最中に

痛いのを我慢している患者さんの表情やしぐさを見るのが

こちらも辛いです。

 

専用の器具(超音波スケーラー)を使用し歯の表面についた歯石を取るときは不可能で歯にもダメージを与える影響があるからです。

長年ついていた歯石を歯から急にとると、着ていた服を急に脱ぐと風邪を引くのと同じで歯は冷たいものにしみたり

空気がスウスウ感じたりとても敏感になります。

                       

 

歯石は歯垢の管理不十分により歯垢か変化したものなのですよ!

         

歯垢管理(プラークコントロール)の状態が良ければ

言い換えれば24時間以内に皆さんの自己責任で行うことで

2度と歯石が溜まるはずがないのですよ!!

 

よって

メインテナンス(定期検診)ではデンタルフロスを中心とした

正しい歯垢管理(プラークコントロール)の方法を教えてもらってください。