歯周病になっても頑張って歯を残したいんだ!!(心の叫び)

こんにちは。横浜市南区弘明寺にあります長島歯科クリニックです。

 

歯周病治療に頑張っているある患者さんとの会話のひとコマをお伝えします。

 

歯周病を治そう!っと思って来院される初めて来院される患者さんで誤解が多いのは

歯周病治療は医療者のみの力量で治るものでなく(プロフェッショナルケアといいます)

患者さんの直そうとする気持ち、セルフケアの方が大事です!

 

継続的な患者さんの努力がけっこう必要なのです。

 

歯科の先生や衛生士さんと患者さんの

3人が一致団結して歯周病治療に望まれる事が非常に大切なのです!

 


 

 

Kr(患者さん):最近
 歯が腫れて揺れてきたせいか
 硬い物が食べにくくなってきた。
 食事も硬いものからだんだんと軟らかいものに
 変えてきたけど、つらくなってきた。

                                                                                               

Dr(私:長島):
 ○○さん、色々な方がいて歯に対しても各々違います。

 痛い・腫れている場合はすぐに抜いてスッキリしたいという方もいらっしゃる。
 ○○さんが自然に抜けるまで頑張るにはどんな想いがあるのですか?

Kr(患者さん):
抜いたら終わりだし食べにくいが

もうすこし頑張りたい(ポロっと抜けるまでは頑張るから)
やっぱり自分の歯で過ごしたいから!

Dr(私:長島)
 分かりました。

 もし私ももし患者であり手が焼ける患者と思われても

 少しでも自分の事をわかってくれる先生に治療を任せようと思いますよ!

 

 ○○さんのために私も出来るだけの処置を精一杯させて頂きますますね!

 

Kr(患者さん)

 ありがとう!

   先生

                                                                                                                                           

 


長島からのコメント

この方は歯周病レベルの高い状況に現在陥っております。

日常生活に支障をきたしており、
もう抜歯も必要な状態ですが
この方のために色々な方法で私も歯を残すための手段を用いております。

今まで多数の同様な患者さんを診てきましたが
「歯を抜いてもらった」とは言わずに


「歯を抜かれた」というのはなぜでしょうか?

誰でも頭では理解でき承知をしておりますがそれ以上に
切なる想いにこちらも向き合っていこうと思います