口が乾くと歯周病になりやすいから危険なのです(ドライマウス)!

こんにちは

横浜市南区弘明寺にあります長島歯科クリニックです。

今回はドライマウスについてお伝えします。

 

ドライマウスとは、正常な状態であれば、1日に出る唾液の量はなんと1ℓ~1.5ℓです。唾液の量が減少して口やのどが乾燥した状態のことを言います。

。しかしドライマウスの人の場合、唾液量が半分以下(0.5ℓ~0.75ℓ)になります。

上の写真のように口の中が乾燥して舌に潤いがなくなり、しわしわになってしまいます。

 

ドライマウスの原因として

    1位:加齢(唾液を作っている唾液腺の機能が低下して、唾液の量が減るため)です。

    2位:薬の副作用(甲状腺機能亢進症:バセドウ病、抗うつ薬、透析患者さん、降圧薬)

     3位:具合が悪い入れ歯を使っているせいで食べ物を咬む回数の減少してしまうため

    4位:ストレス

    5位:糖尿病を患っている患者さん

 

ドライマウスになったと感じる症状として

    口の中が乾いて感じがある

    口臭がする

    口の中がネバネバする

    パンなどのパサパサした食べ物が食べずらい

 


以上が一般的なことですが

私(長島)のドライマウスになった患者さんの特徴として

   ① 虫歯の多い方→治しても治しても歯と直した隙間がまた黒く虫歯ができやすい。

   ➁ 歯周病で困っている方→歯垢(プラーク)が歯の根元に貯まりやすくなるので

                歯ぐきが腫れやすく、出血しやすいです。