歯周病がひどい方の口はドブのような腐敗臭がするって本当⁈

こんにちは!

横浜市南区弘明寺にあります長島歯科クリニックです。

歯周病症状の一つであります口臭についてお話しいたします。

歯周病(以前は歯槽膿漏と言われたもの)の症状と言えば

           

歯ぐきの腫れ

出血

歯の揺れ・隙間ができる

硬いものが咬めない

が代表的なものだと思います。

 

更に歯周病が進行すると

           

口の中からドブ川のような腐敗臭がしてきます!

 

あの臭いを嗅いだ経験はだれでもあるかと思います。

それは朝の電車の通勤ラッシュで身動きできない状況での

歯周病が悪化した方から臭ってくるものです!

 

 


腐敗臭がするほどに歯周病が悪化してしまうのは?なぜ?

食べ残しを取るのが、歯磨きの目的と思っている方が日本人には多いのも原因なのです!

               

・『食事をしたら直ぐに歯を磨いてください』と小、中学校でも教えてもらう機会が多いから、それを忠実に守って

実行している方もいます。これは少し誤解があるのです!

・本当の歯磨きの目的は歯垢(プラーク)の24時間以内の管理なのです!

・食事の残りである食べかすをいつまでも口の中にあるのは、よくないですが、

一番大事なのは歯垢(プラーク)の除去である。

歯垢とは歯磨きしようと思った時に爪で歯の表面を触りネバネバしたものが覆っているものです。

この写真でも分かるように多くの歯垢が残っているのが赤くする事で良く分かりますね

 

腐敗臭の元である歯垢(プラーク)の菌が歯の周囲にある組織を攻撃する

                

            硫化水素のガスを発生する

                

菌と戦った白血球の死がいがウミとなり、強烈な臭いがしてくる。

 

この事実からも食べた後の食べ残しの清掃作業も大事なのですが、

歯垢管理(プラークコントロール)に神経を注ぐことに全集中すべきですね!


 

世界一予防先進国スウェーデンでは40年前から実践されている予防歯科の考え方とは

                 

歯を残したいと本気で考えるならば

①経験を積んだ歯科衛生士さんに自分の口に正しい歯磨き指導をうける事

➁デンタルフロスをマスターする

 

 

この考え方は

長島歯科クリニックで開業当初から実践している

歯周病予防プログラムと同じなのです!