歯周病になる人となりにくい人の違いを知ってる?

1)何故か歯周病になる人となりにくい人?違いは?

同じ歯科医師であれば薄々感じていること事だと思いますが、気をつけて歯磨きしているのに

「歯周病になりやすい人」「なりにくい人」が実在します!
 そんな不公平に感じるかもしれませんが本当なのです!

歯周病になりどんなに磨いても歯周病が悪化してしまう要因として

①口の中に存在する細菌の活発性
②生活習慣(喫煙、ストレス、食習慣、仕事の忙しさ)
③患者因子(年齢、遺伝、糖尿病等の全身疾患、抵抗力の有無)
 

歯周病になるのは、三大要素である「細菌」と「生活習慣」と「患者」が 複雑に絡み合って起きます。そして進行していきます。

 

言うまでもなくこの3つの要素がすべて重なった場合は、歯周病になる確率は高くなります(赤信号)。
またどこか一つでも重なり合うと黄色信号ですよ!

この事が理解できますと

1)皆さんの歯周病にならないためにはどうしたらいいのか?
 普段の生活のあり方についての見直し
2)定期的なメンテナンスでは歯周病予防には足りないこと
3)ホームケアの重要性
4)自分の歯は自分で守るという意識改革

という事が身についてくる方が多く見られます。
嬉しい限りです。

歯周病治療においては正しい認識が絶対必要です。